農業用ため池の管理及び
保全について

農業用ため池の多くは築造時期が明らかでない古い施設が多く、ため池の権利者の世代交代が進み権利関係が不明確・複雑化し、さらに、近年多発する集中豪雨や大規模地震等の自然災害によるため池の被災が頻発している中、ため池を管理する組織が農業従事者数の減少や高齢化、利用形態の変化により弱体化が進み、日常の維持管理に支障をきたす可能性が顕在化してきました。
ため池が被災してしまった場合、浸水被害だけではなく、家屋への被害や道路の寸断等、地域の農業のみならず住民生活にも大きな被害が出てしまいます。
このため、ため池の被災を未然に防止するためには、ため池の耐震性能の確認や整備、更新等適切な保全管理をする必要があり、また、保全管理を実施するためには、ため池の施設状況の把握に加え、利水以外の機能・役割を農業従事者のほか、地域住民の方々にも理解していただき、管理への参画を誘導し、体制強化を図ることが重要です。

ため池管理者の方の相談窓口

022-263-5814

受付日時 
火・木曜日 9:00 ~ 12:00 /
13:00 ~ 16:00

場所:〒980-0011 宮城県仙台市青葉区上杉2丁目2番8号
※祝日、休日、年末年始(12 月29 日~翌年1月3日は除く)
※来所の場合、要予約になります。